サイコー君のくま父さん

くま父さんがアニメ化されるまでアピールするぞ! オリジナル漫画・ラノベ作品を大量に公開中!

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『売るが屋』(小説)

『売るが屋』 その11(完結)

エピローグ 夏休みが近づいてきた。売るが屋の店舗が少し移動する。同じ商店街にある店舗だが、今回は前店舗の倍以上の面積があり、おまけに二階付きだ。 家賃が月に三万円ほど上がりリフォーム代に三十万近くかかったが、遠い目で見るとそんなに悪くない投…

『売るが屋』 その10

4 くま父さんの日 しばらく全員がくま父さんの体毛の中で泣いたあと、くま父さんはすっかり前のテンションに戻る。 「――さ、仲直りが済んだらあとはお楽しみの時間やで。ワシ、こういうことになる可能性が半分ぐらいあると思ってな。予め、サプライズ準備し…

『売るが屋』 その9

3 退院後のくま父さん くま父さんは五日ほど入院した。その間、お店のほうはぼくと日向、それにヨシオとサトシが中心になって運営を行う。 さすがに今回の件でやりすぎたと思ったのか、千佳ちゃんと由美子ちゃんもお店に出てくれるようになった。 ぼくは毎…

『売るが屋』 その8

2 くま父さんの謝罪 この日、千佳ちゃんと由美子ちゃんが売るが屋の手伝いを放棄。そのため人手が足りなくなり、ぼくたちは夜十一時になってもまだ店内で作業を続けていた。 「水科、手伝ってくれるんは嬉しいけど、もう帰り。家の人心配するやろ。天音も帰…

『売るが屋』 その7

第三章 最大の後悔。そして…… 1 信頼関係が崩れるとき ジャンカラに着いてからケータイを確認すると、くま父さんからメールが入っていた。 『32号室や。来てくれ』と。 まさかカラオケの練習に付き合ってくれ、なんて言うんじゃないだろうな。……おっと、…

『売るが屋』 その6

3 福袋販売、始動! この日は日向の家で夕飯をごちそうになっていた。 今日は中華で来たな。餃子は冷凍したものではなく、日向の手作りだ。肉が少なめで野菜が多いのでとてもヘルシー。これならいくらでも食べれられる。 皆が餃子をつついているときにぼく…

『売るが屋』 その5

2 大量の在庫 ぼくが『うるが屋』で働いて五日目のことだった。 もうだいぶ仕事に慣れてきた。検品・買取査定のスピードは千佳ちゃんと由美子ちゃんと比べてそんなに変わらない。遅延した分も追いついてきた。そんなとき運送会社のドライバーさんが、店を訪…

『売るが屋』 その4

第二章 利益を出そう 1 買取業務 翌日。学校の授業が終わると日向と一緒にお店に向かった。日向は夕飯の支度。そして家事。くま父さんは千佳ちゃんとの三者懇談に行っていた。 三者懇談って……もう普通にお父さんしてるじゃん。クマとかそういうの関係ないの…

『売るが屋』 その3

3 二人の妹が登場「――たっだいまぁ~っ!!」 玄関のほうから元気な女の子の声が聞こえた。もしかして日向の妹さんかな。 ドタドタと走ってこっちにやってくる。 「ねぇねぇ、聞いて聞いてぇー! 途中、由美子ねえに会ってさー! 一緒に帰ってきちゃ――……あ…

『売るが屋』 その2

2 彼女のお父さんがアレだった 放課後になって、ぼくと日向はすぐ教室を出る。ぼくたちが二人一緒にいたのを不思議そうに見るクラスメートたち。まさか彼女の実家の店でぼくがアルバイトをするなんて、誰が思うだろうか。 「い、急ぐなぁ。日向」 「うん。…

『売るが屋』 その1

第一章 水科弁慶 1 屋上の告白 男なら誰だってそう思うはずだ。ぼくは今、ある女の子と屋上で会うことになった。 学校の屋上。現実だとそんなところ、生徒が入れるはずもない。自由に入れるなんてアニメや漫画だけの世界だよ。 でも! 奇跡的に! ぼくの学…